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高波自動車

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行くぜ!70年代 その3





日本と南アフリカには7時間の時差があり、

私の体内時計は未だ日本のまま、

朝3時には完全に起きてしまいます。



昨日まで結構ハードでヘトヘトだったのに、

睡眠時間はたったの3時間。

だけど、すごく元気です。







今日は、

南アフリカ製の新車、

フォルクスワーゲン・ゴルフ1を試乗して、

日本へお持ち帰りするモデルを決めます。



グレッグさんは、

1.4キャブレター

1.4インジェクション

1.6インジェクション

1.6キャブレター・ピックアップ

の計4台を用意してくれました。







まずは、キャブレター・モデルから試乗開始!

走り始めてみると、

なんとも懐かしいサウンドが聞こえてくるではありませんか!

だけど、ちょっとパワー不足。残念。。。







続いて、

1.4のインジェクション・モデルに乗ると、

かなりパワフルになりました。

5速マニュアルを自由に操って走るダイレクト感は、

やめられない、止まらないのカッパえびせん状態!



なんたって全てのモデルは、

パワステなし、パワーウインドウなし、触媒なしの

何にもなし!!!

昔乗ったクルマの感覚が、全て忠実に再現されます。







さあ、いよいよ、

1.6インジェクション・モデルに乗ることに。。。



アクセルを踏み始めた瞬間、コレだな、って。

わずか、5mしか動かしていないのに、

コイツを日本に持って帰ろうと直感しました。



すぐ高速道路に入ってシフトアップしていくと、

スピードは既に150Km/h。

カタログ上のトップスピード180Km/hにどんどん迫っていきます。



全てが懐かしく、また、新鮮な感触!!

本当にクルマが好きな方々には、

“これよ、これよ、これなのよ”って、

お伝えすれば判っちゃうと思います。







特筆するならば、

エンジンのサウンドがVWらしい野太く、豪快なところ。

このサウンドとパワーがシンクロして五感を刺激、

ガツーンと行っちゃいましょう! ってなっちゃうのです。



70年代のクルマってある意味、

“成熟したクルマ”なのだと実感しました。

言い換えれば、必要にして十分、なのです。







さて、最後は、ピックアップ・モデル。

コイツは、1.6のキャブレターのみ。

走り始めると。。。

コリャ、ちょっと車高下げて走らせれば、

本当に上がりの一台になっちゃうかも。。。

しかも、ピックアップの他に、

キャノピーを取り付けたトラベラーも選べる。

人生最後にこれ買って旅に出るなんてのは、

大冒険かもしれません!!



夢がかなり現実になってきました。

色や仕様を半日悩んだ末、最初のオーダーは、
 
1.6インジェクション・スポーツモデル
(エアコンをつけて、外装は赤、内装はブラック)

1.6キャブレター・ピックアップ・スポーツモデル
(エアコンをつけて、外装はブルーグレー、内装はグレー)

そして、来年2月に登場する

1.8GTIのブラックメタを注文しました。



日本からかな〜り遠い南アフリカまでやってきましたが、

ここにはクルマを諦められない楽しさが残っていました。

(皆さんあまりご存知ないかもしれませんが、

VWの最新型やメルセデス・ベンツなど、

南アフリカ生産の車輌は、

日本に送られ、既に走っています。

結構、皆さんの身近にも

南アフリカ製のクルマ達がいるかもしれません)







オールOK! 商談成立!!

時は金曜日の夕方。
 
生活をエンジョイしている南アフリカの人々は、

週末を楽しむ事が当たり前。



リラックスした人生に良い空気、

そして、必要にして十分すぎるクルマが、

ここには在るのです。

クルマ好きには天国のような国、

南アフリカが、私は大変気に入りました。



グレッグさんが、

今から私を夕食に招待してくれるそうです。

私も人生が楽しくなってきました。



| 取扱い車種-Line Up::Volkswagen | 04:10 PM |