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高波自動車

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ヨーロッパのディーゼル車が
日本で壊れた際の原因
研究発表 その3






その2では

https://blog.le-parnass.com/index.php?e=5558

セタン指数 セタン価に着目と書きました。



日本の軽油には

JIS K 2204という規格に決められた

特1号 1号 2号 3号 特3号という5種類の軽油が

通常のガソリンスタンドで売られています。



1号軽油はセタン価50以上

2号軽油はセタン価が45以上となっています。



一方でヨーロッパの通常の軽油は

EN 590という規格で6種類の軽油が売られていて

全ての軽油がセタン価49となっています。

また プレミアム軽油という軽油も売られていて

セタン価は52です。



さてここで

日本の一般的なガソリンスタンドでは

どんな軽油を販売しているか?です。



私が聞いたガソリンスタンドでは

2号軽油が多かったです。

また 沖縄では特1号軽油で

セタン価は50以上でした。

但し春夏秋仕様



ヨーロッパで私が入れている軽油は

プレミアム軽油をいれているので

セタン価52を入れています。

となると セタン価の差は7ほど



やはり自然着火をするディーゼルエンジン

特に現代の直噴ディーゼルエンジンではこの差は大きく

明らかにヨーロッパの軽油の方が燃焼性は良いので

パワー感があるのは当たり前となるのであります。



では なんで壊れるの?

と言った質問は

その4でお話し申し上げます。



| 高波自動車商会 | 11:00 PM |