さて続いて、シトロエンC6に再度乗ってみました。
シトロエンCXを現代の技術で作り込んだような感覚です。
まさにシトロエンの真骨頂なり!
人間くさーい最先端の機械仕掛けサスペンションが作り出す素晴しい乗り心地、これは、大空を滑空する様な感覚です。
パワフルなディーゼルターボエンジンにATの組み合わせ。
滑空する様な乗り心地と独創的なボディデザイン
このシトロエンC6に700万円という金額を払うのは、ちょっと勇気が要りますが、メルセデスベンツのEクラスを買うのなら明らかにC6がお勧めです。
ジャガーのXJを買う前に、もう一度シトロエンと一緒に暮らすなーんてのは
現代の”クルマ道楽の究極”だな、なんて思いました。
私は個人的に60〜70年代のシトロエンやマセラティ、アルファロメオ、メルセデス、 80年代のパンダ、BMWのアルピナやキャデラックが大好きなのですが、
固執する事無く、最先端の良い車を自分の道具にする事も大切だと思います。
(たとえば、私はシトロエンSMという車が最も気に入っていますが、
SMが全てでは無くシトロエンのC6を普段使いながらSMを所有して、気候の良い時だけ 70年代にSMでタイムトリップする、みたいな事が理想なのです。)
クルマには、決してマニアになってはいけない。
だけど
クルマには、いつも夢中でなければいけない。
どうやらクルマを諦めない方法は、このへんにあるような気がします。
今日は、パリ市内の自動車ショールームを片っ端から1000本ノック、行ってみたいと思います。