本日発売のAUTO CAR JAPAN 2006,1月号に特集記事が載っておりますが・・・・
「高いけど嬉しいクルマ大図鑑」
待ってちゃ買えない、いいクルマ!?
で、弊社のクルマ3台が大々的に使われています。
ご覧になった方はいらっしゃいますか?
発売と同時に、弊社へのお問い合わせがひっきりなし。
反響の高さに驚いております。
今回はこのAUTO CAR JAPANで特集された各車をブログ上で、ご紹介いたします。
日本車で探しても、こんなクルマはどこにもない!って、そんなクルマばかりです。
世のおとーさん!! 国産のワンボックスもいいんですが、こんなクルマも世界にはあるって事で、ぜひ一度ご覧ください(^^)。
まずは・・・
ここまでやっても快適な乗用車、
「削ぎ落としの極意・・CITROEN JUMPY COMBI2.0i」からご紹介いたします。
このクルマ、とにかく潔い! スライドしたり、リクライニングしたりするのは運転席のみである。3列シートの配置ではあるが、運転席以外は全て固定式。さすがに3列目は荷室容積を拡大するために背もたれを前倒しすることはできるが、できるのはそこまで(TдT)。
しかし、3列目のシートそのものを取り外してどこかに置いておければ、めちゃくちゃ広い荷室になるわけで、とっても合理的且つ潔いのである。
ただし、張りが強めなシートはどこに座っても快適だし、サイズも最適! さらに背もたれの角度を調節したいなどと、そんな気にさえならない。そこはやはりジャンピィのジャンピィたる所以である。基本設計がきっちりとされている証拠である。
あれやこれやを削ぎ落としたときに、最後に残るモノはやはり基本設計の高さや、本当に必要な装備なのかも知れない。・・・それは、クルマとは何かという根源的な問いかけに等しいのである。誤解を恐れずに言えば、高級車をつくるよりもこんなクルマをつくる方が、よっぽど難しいのではなかろうか。
このジャンピィは、もとが乗用車だっただけに無骨な印象はどこにもない。無駄が削ぎ落とされてはいるが、快適性を失っていない、誠に希有なクルマである。
運転していても操る喜びは、下手な乗用車以上だし、真っ当に仕立てられたくせのない操作感、期待通りに動く信頼感は日本の交通事情でもまったく問題なし。
左ハンドル・M/Tと言う事さえ受け入れられれば、左右ともスライドドアだし、オシャレなファミリーカーとして日本車には真似ができない喜びを与えてくれるはずである。