ある日の新米社員の一日
この日は、まだ運転出来ない社長の足となって、二人で福島県まで車検整備が終わったクルマをお納めに行きます。
クルマは、シトロエン:Xantia ブレークのHDi もちろんMTです。
まずメーターを見て、ビックリ!
何と!18万Km以上走ってます。
見た目には5万Km、いやもっと少ない距離を言っても良いような感じ。
給油と洗車を終えて出発です。
走り出しても、印象は変わらず、とても18万kmも走っているようには思えません。
今回、念入りに整備した結果が、しっかりと表れています。
混んでいる環八を避けて、住宅街の抜け道を走っていると、ちょうど良いサイズだと実感します。
外環から東北道に入り、いよいよ本領発揮!
始めは少し重いと感じていたステアリングやアクセルペダル、マニュアルシフトも、高速をクルージングしてみると、ターボ・ディーゼルのトルク感のある走りや、どっしりと安定したフラットな乗り心地と、全てが見事にバランスしていて絶品です。
ステアリング・インフォメーションも鮮明だし、要らないところに神経を使わずに、ただただリラックスして、運転に集中できました。
何度も言いますが、これ18万キロオーバーのクルマです。
ちゃんと手を入れてやれば、こうして好調を維持できるということを改めて教えられた気がします。
どこまでも走っていけそうな気になって“あっ”という間に福島に到着し、オーナー様にお引き渡しすることが出来ました。
久しぶりの愛車を見て、安堵された様子のオーナー様を見ていると、こちらも嬉しくなります。
さて帰りは、代車として使って頂いていたサーブ900ターボで帰ります。
Xantiaから乗り換えると、何とも大味な感じで、ステアリング・インフォメーションなんてありません。
でも、しばらく乗っていると慣れてきて、古いけれど、素朴で素直なフィーリングを持っていることが分かってきました。
これはこれで悪くない!クルマって、面白いですね。
渋滞に巻き込まれることも無く、無事、会社に戻って、今日の仕事は終わりです。
社長の足となり、新米社員のOJTは続きます。