こんにちは、福島のAbeです。
shibuyaさんの手術成功を記念(?)して、三厩へ本マグロの水揚げを見に行ってき
ました。
三厩とは津軽半島の北端付近にある漁港で、今の時期は主に一本釣りのマグロが揚
がっています。
今年は青森も猛暑だったため、むつ湾の水温が高く、サカナがいません。むつ湾の
漁師さんは漁にでるのをやめ、フネのメンテナンスなどをしていました。
(写真は平館の灯台。ここから南はむつ湾、北は津軽海峡になります)
港には昼過ぎにマグロ船が帰港します。
マグロは身長と体重を測定され、すぐさま氷に入れられます。
翌朝、マグロは箱に入れられトラックに載せられ、小さいサイズは青森の市場へ、
100キロクラスは主に築地へと運ばれて行きます。
三厩のマグロは一本一本獲ったフネの名前が書かれているのと、一本釣りなのが
特徴です。
(シールに書いてある16という数字はその日に16本目に水揚げされたマグロ、という
意味です)
後日、青森の市場のおっちゃんから
「明日、350キロのマグロが入って来るからお前、見に来い」
と連絡が入りました(自慢したかったらしい)。
入荷したマグロは三厩産か大間物か、忘れてしまいましたが(どっちにしても基本的
に同じです)
あまりにも大きく、初めから解体されて運ばれて来ました。
(それでも運ぶのは2人がかりです)
(カマトロの部分)
(これで約50キロ、shibuyaさんに送ったのはここの部位だそうです)
「これ、余ったら(余ったらというのは、基本的にこの大きさのマグロは注文主がい
ない限り青森の
市場には入りません)快気祝いで友人に送りたいから取っておいて、3~4人分」
で、注文は終わりで、どこの部位なのか、グラム数などはまったくおまかせ。
送り状を書けばそれでおしまい、いわゆる「ダンナ買い」です。
今回は幸運にも、無事にマグロを手に入れることが出来ました。
ふと思ったのですが、マグロを買うのもクルマを買うのも、自分にとっては
同じことかもしれません(次回に続く)。
ところでshibuyaさん、350キロの本マグロ、美味しかったでしょうか?