その昔 ニコンF2フォトミックが発売された時(1971年)、
兄の友人が 発売したての F2 を手に入れ
旅先で私にシャッターを切らせてくれました。
私が小学3年生の時です。
シャッターの音と 手に響いた振動が忘れられず、
翌日から F2フォトミックがどうしても欲しくなってしまいました。
一眼レフカメラが欲しいなんて
なんとも
生意気な子供 だったのですが、
小学4年から6年にかけて 夕刊配達の新聞少年を必死にやり続け
6年生の終わりに ついに 私は念願の Nikon F2 フォトミックを
自分のモノにしたのでありました。
2台目に買ったのが ニコマートFT2 これは名機です!
当時のお金で12万円位の買い物でして
新宿の淀橋カメラで それはもう 興奮しながら 購入した事を覚えています。
初めて 自分で稼いだお金で 手に入れた一眼レフカメラ
喜びは格別で 本当に嬉しかった!!
もう 35年前の事なのですが
私の人生は この出来事で大きく変りました。
カメラとクルマって どことなく 共通する味わいがあると思うんですよね。
ドアの閉まる音とシャッターが切れる音・・・
何とも言えない この振動と音、
カメラもクルマも 一流の品物は 素晴らしいです。
今夜は 夜な夜な初めて買ったF2を引っ張り出して
フィルムの入っていないカメラのシャッターを バシゃバシャ 切りながら
ニコンの高級機って ホント昔のベンツみたいだよなあ・・・
な~んて 一人勝手に 盛り上がってたら
急に
W124のTシリーズと W202のTシリーズ
が欲しくなってきました。
どちらのモデルも コストダウンを意識しながら
メルセデスの良さを しっかり伝えた ある意味最後のモデル達。
W123のTシリーズも良いんだけど、
お宝なんか ほとんどないし・・・
今週 ぶっ込みシリーズに 両モデル
状態の良いクルマ達を 手に入れるぞ!
なんて美しい演奏なんだ!
ホロビッツも良いけど ルービンシュタイン しびれます。