予定を変更して、モナコの海岸まで戻り
浜辺でBranca Mentaを飲んで、暫し休憩。
穏やかな海で、海風は優しく、私を癒してくれます。
東京でのストレスフルな生活を忘れさせてくれる、本当に優しい時間です。
夏のヨーロッパは日が長く、時間の感覚に戸惑います。
既に夕方5時をとっくに過ぎたので、急いで
モナコからサンレモまでオートルート/アウトストラーダを利用し来た道を戻ることに。
フランス国内は130Km/hの制限速度があるため、EC圏の車両は
申し合わせたように制限速度を守っています。
聞くところによると、フランスでイタリアナンバーの車両が速度違反をすると、
ちゃんとイタリアに罰金の切符が送られて来るそうです。
フランスはその昔、イタリアと同じようにクルマを走らせていたのに
今はもう牙を抜かれたライオン(プジョー?)なのです。
【どこかのアジアの国と一緒です。】
Mentonを過ぎ、イタリア国境に入ると
やはり前を走るイタリアナンバーのアルファロメオ166 2.4JTDが猛然とダッシュ!
こちらも 全開で後を追いました。
それにしても、アルファロメオ166ってカッコいいクルマですね。
前から見ても、後ろから見ても、そして真横から見ても惚れ惚れします。
【私は既に生産終了が決定しているこの166を”今が絶対買い”だと思います。】
200Kmオーバーでランデブー走行をしたら
あっという間にサンレモに到着してしまいました。
アウトストラーダを降りてサンレモ市内にクールダウンしながら下りて行くと、
そこには、活気に満ちた生活感のある、旧き良きイタリアの街がありました。
同じ地中海沿いの街なのに、カンヌやニース、モナコ等と
何でこんなに違うのでしょうか?
モンテカルロに泊まるより、サンレモやArma di taggiaに泊まる方が
断然良いと思います。
当然の事ながら、イタリア最後の晩御飯は
Arma di taggiaのレストラン、ローマでする事にしました。