ゴルフ5の1.6リッターFSI、左ハンドル、マニュアルというクルマをしばらく借りて乗ってみました。
結論から言うと、
やっぱりゴルフはベンチマーク車です。
それも、
とてもレベルが高いところにあります。
正直なところ、非の打ち所が全くありませんでした。
まず、とても運転しやすい!
特にシフト操作のやり易さが印象的です。
コクコク入るシフトレバーも、握りやすいシフトノブも好印象なのですが、それよりも
クラッチやアクセルも含めて、総合的に軽くスムーズな操作系を作っている感じです。
1.6リッターのエンジンも良い音をしていて、パワーも十分!街中から高速(おそらくアウトバーンで使うような超高速域)まで不満無く走ってくれます。
ゴルフ5を買うならGTIのDSGが欲しいと思っていましたが、
アクセルを踏んで楽しい!MTを操作して楽しい!このクルマを知ってしまうとGTIもDSGも霞んでしまいそうです。
また、日本仕様のGLiと比較試乗する機会にも恵まれたのですが、動力性能的には2.0リッターのATと1.6リッターのMTで全く変わりませんでした。
乗り心地に関しても、ほとんど変わらず(個人的には意外な程の)ソフトな乗り心地です。
左右のハンドルの違いですが、比較すると左の方が自然だと感じました。
車幅があるので、右ハンドルでも大きな問題はありませんが、シート、ステアリング、ペダル全てが若干中央寄りになっているようで、シートの右側に無駄なスペースの余裕を感じます。
対して左ハンドルは、左右のスペースが均等であることと、ステアリングフィールが若干良く、より自然な感じで運転できました。
最後に。。。
輸入車に乗ることは、異文化を感じることでもあると思っています。
左ハンドルのMTということで、一般的には、かなり抵抗があると思いますが、ドイツでは普通に乗られているであろう、この仕様に一度乗ってみれば、運転のし易さ楽しさから、文化の違いを感じてもらえると思います。