こんにちは
先日、イプシロンに乗せてもらいました。
都内の渋滞に阻まれ、あまり気持ち良く走れなかったんですけど、ファーストインプレッションと考えたことなど書いてみます。
まず、ブラックのボディーカラーにグリルやテールランプのシルバーモールが、下品にじゃない“チョイ悪”で高級な雰囲気が漂わせます。
内装も、基本は外装に合わせたダークな感じを基調に明るいシートがアクセントになっていて、いい感じです。
座ってみるとヒップポイントが高くアップライトに座る感じでシートも大きくスペースの余裕を感じます。
しかしリアシートは若干狭く、長距離はしんどそう。カップルで余裕を持って使うのが似合いそうです。
運転してみても、低速トルクが細く、発進に気を遣うものの、エンジンも足回りも総じて不満なし。
とは言え、多くの時間を渋滞に阻まれたため、本領を発揮していないと思いました。
道が開けたときに、少し飛ばしてみると60km/h以上で足回りもしなやかになる感じだったので高速やワインディングで、再度、試してみたいところ。
で、乗ってて思ったのは「ランチアって、高級車?スポーツカー?」ってことです。
ランチアというと、WRCでのデルタの印象が強く、スポーティなイメージがあります。
一方、テーマやリブラやテージスといった、上質で高級なイメージもあります。
このイプシロンは両方の要素を持ってるように感じたんですけど、今回のところは中途半端な印象が残りました。
それはパワステのアシスト量を変えるシティモードスイッチのようなところに表れているように思います。
シティモードのステアリングは、とても軽くて渋滞とか駐車時には運転し易いのだけど、少し速度があがると軽すぎて。。。逆にノーマル状態だと、手応えはしっかりしますが、シティモードを使った後では、少し重い気が。。。
その違いは明確でメリハリがあり面白いし、使い分ければ良いだけなのかも知れませんが、こんなモード分けをしなくても、その中間的な重さ一本で勝負してもいいんじゃないかと思った次第。
ま、今回は都内の低速走行が中心だったので、やはり高速やワインディングで使ってみて、韋駄天ぶりを見て再評価してみたいところです。