昨年、頚椎を壊して、左手左足がマヒして完全にクルマに乗れないカラダ担ってしまった小生ですが、
リハビリを努力した結果、今では 何とかクルマを全開で飛ばせるようになりました。。。
2000年まで小生、MG−Fのワンメイクレースに出場していたりなんかしてまして、
サーキット走行は大好きなのであります。
このMINIを購入したのも。。。
実はサーキットで、タイムアタックや走行会などに出場したくて購入したのであります。
さてさて 行きつけのスタンドマンのI君から
真夏の昼間だけど「筑波で2時間の走行会があるよ」って
声をかけてくれました。
I君の愛機はFDのセブン 軽量化してバッチリチューニングしてある
スーパーマシンあります。
いつも大切そうに愛機をいじっているI君は、なかなかのスポーツマン。
筑波で1分フラットのタイムを持っていて、なかなか気合が入っているお兄さんなのであります。
小生と言えば、7年振りのサーキット走行。
とりあえず、流してサーキット走行をしていたのでありますが、
だんだん感が戻り熱く全開走行でタイムアタック敢行です。
標準装備のダンロップ・ランフラットタイヤは5周もすると、
熱でデロデロ、ブレーキもフェードしまくり。。。
結局、午前中のベストラップは1分15秒3でお昼休み。
おいお〜いミニワークス GPキット?
こりゃ街のり仕様のママチャリキットって感じであります。
やっぱり吊るしだと駄目なんだなぁ と改めて反省。。。
午後に入って いかにタイムアップを図るかを目標に、
タイヤとブレーキのハンディを考えて、グリップ走行に徹し
基本に忠実な最も小回り最短走行に作戦変更!
するとタイムは1分13秒4まで上昇しました。
7年ぶりのサーキット走行にしちゃ上達上達。。。
懸案のNOSのニトロシステムの走行テストを敢行!!
NOSのバルブを開けると勢い良くニトロがブシュっと流れる音が。。。
バックストレートで10Km/hトップスピード伸びて、
最終コーナー突入速度が170Km/hまでアップしました。
沢山クルマがいたのでクリアラップが取れませんでしたが、
間違えなくタイムアップが期待できると思います。
真夏の筑波でレーシングスーツから下たる汗はなんとも爽快。
久々に良い汗をかきました。
このMINIの目標は、筑波で1分10秒を切って9秒台って思っています。
改造点は7インチにホイールをインチダウン。
ブリジストンの01Rにタイヤ変更。
ブレーキパッドをサーキットユースの耐熱仕様に交換。
ブレーキホースをステンメッシュに換装すれば、そこそこいけそうです。
このMINI 現代のクルマらしく、トラクションコントロールや
ABSなどがサーキット場でも 強制的にしっかり効くので
全開のコース上では 全く危なっかしくありません。
小生には、ちょっとモノたんない感じですが、
軟弱オヤジの遊び道具には『最高なのかも知れない』って思いました。
(タイムアタックするのなら ABSとトラクションコントロールは絶対強制カットした方が早いと思います。
実際、走行中 ASCのスイッチをカットオフして走った方が速く走れました。
しか〜しながら ダンロップ先 左コーナーの限界点では、
ASCのスイッチをカットオフしても、強制的にASC+Tが出力を制御して トラクションをコントロールする為
完全マニュアルでの操縦は出来ない模様。
結局 機械に合わせた全開走行をしなければならない 現代のクルマのようです。)
いやー 現代のクルマは 本当に安全に出来ていますね。。。
昔であれば 7年振りにサーキット走行したら、スピンしまくっていたのでしょうが、
安全に走れました。
サンデーサーキットパイロットには、このクルマをファインチューンして、
サーキット走行するのが最も安全でドライビングが上達すると思います。
小生の夏休みはこれで終わり。
いよいよ 来月はフランクフルトショー
新しいクルマを拝見しに ドイツに行く予定です。