shibuya氏ブログ復活を記念して私も参加させて下さい!
タイトルは「引かれて」で「轢かれて」ではありません。後者なら私の方が長期入院です。
さて、牛に引かれて行ったのは善光寺ですが、今回クルマに引かれて行った先は・・・
いろいろ祈願することがありますからねぇ・・・。
満月の夜に月を追いかけながら東名高速を西へ。行き先は三重県ということだけ決めてスタート。
四日市で用事のある友人を降ろし、「一度は行ってみても良いのでは?」という彼の一言で “伊勢神宮” に行くことにしました。
腹ごしらえは月夜見宮付近の山口屋さんの伊勢うどん。もちろん月見の大盛り。
夜色の汁に、雲の様な白さと柔らかさの麺、そしてその中に橙色の黄身。
なんか昨晩の月夜そのまま。
味は出汁が効いていて良いのですが、あの柔らかさは江戸っ子には向かないと思います。
さて、雨がしっとり降り始め、先ずは順序通り、外宮から始めましょう。
雨に濡れ、周囲の色が更に濃く感じられ、苔の青さが引き立ちます。
次は内宮へ移動します。
五十鈴川ほとりの臨時駐車場にクルマを停めます。関東のナンバーも多く見受けられます。
外宮と対照的に人が多く、賑わっています。
赤福氷ってご存知でしたか?
秋の神楽祭ということで人の出も多く、特に正宮は混みあっていましたので、早々にお参りを済ませましょう。
途中、屋根が雨に濡れて光り輝く神楽殿を抜けて、神宮舞楽を暫し拝見。
神楽舞楽を見ながら、かつてはこの様な舞楽の音が聞こえたんでしょうねぇ東京の神楽坂には。
個人的にはshibuyaさんの顔が思い浮かびました。そうそう早期退院も祈願しましょうね。
五十鈴川は京都を流れる桂川の嵐山周辺にちょっと似ている気がしました。
何だか計画性も無く、ふらっと足を延ばして立ち寄った伊勢神宮参りでした。
個人的には明るく賑やかで壮大な内宮よりも、暗く凛として荘厳な外宮の方が気に入りました。
最近のパワースポットとかいうのは良くわかりませんが、人生の節目毎に訪れたいと思わせる、そんな雰囲気を持った日本らしい場所の一つだと思います。
今回付き合ってくれた友人達とたっぷりのトルクでスルスルと引いていってくれた現代の牛?!C6に感謝しましょう。