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2022,04,03, Sunday
 幼少の頃から 『兼高かおる 世界の旅』 を見て育った私 程なく 海外に興味を持つようになり 外国映画を見るのが趣味となりました  小学校5年生の時［1973年］ 飯田橋の名画座で 映画『ひまわり』を見たのです。 当時 ソ連邦は 未だ厚いベールに覆われ 私には未知の国  『007ロシアから愛を込めて』 で ソ連邦情報機関と 美しい美人情報部員 タチアナ ［ダニエラ ビアンキ］ に大変興味を持ち ソ連邦に想いを馳せていたところ……  ひまわりで マルチェロ マストロヤンニが ソ連のトラックで引っ越しするシーンが 心に刺さりました。  愛嬌のあるフェイスながら どことなく物悲しいデザイン…… これが共産圏の乗り物なんだ！ と49年前の渋谷少年に刷り込まれたのです。  余談ですが ひまわりのラストシーン ミラノ中央駅のバックボードに オリベッティ の広告が映っているのですが  何としてもOlivettiのタイプライターが欲しくなり 翌年お年玉でベージュのタイプライターを購入 パチパチ チ～ン！ と やたらめったらタイプライターを打ちました。  そして その4年後 私はミラノ中央駅のホームから ウイーン行きの列車に乗り 現在につながる欧州の想いを築きました。  ロシアが戦争を起こしているので 私達の会社に ロシア車を売るな！等 匿名で連絡を受けるのですが 私がロシアから ワズやラーダを直輸入販売しているのは 私と同じ様に 60～70年代のソ連邦USSR 冷戦時代の欧州に想いを馳せる趣味人に ロシア車をお届けする事  カメラレンズのジュピターや  ボルシチやピロシキ ロシア産のウォッカやキャビア等と同じ趣向品 ※趣向品とは＝趣味性の高い物 食べ物の造語  他人［匿名］に私達の趣向品を ガタガタ言われる筋合いはありません。  私の中でのワズは マルチェロ マストロヤンニが乗るソ連のクルマであり ワズに乗ると ひまわりの中にいる 私になれるのであります。  欧州は既に 戦時体制ではありますが チーム ルパルナス全員 ベストを尽くし 趣向品を輸入し続けます。  映画とは国と国の垣根をなくすことね ［淀川長治名言集より］  いや～ クルマって 本当に楽しいですね！ そろそろお時間となりました。 それでは サヨナラ サヨナラ サヨナラ こんな感じで 日本全国津々浦々 好車家の皆様に 諦めきれないクルマを 納車しております。 初代会長 渋谷 2代目社長 中垣内 さて、3代目は？ |
